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本研究室では、医療放射線の安全性向上を目的に、「被ばく線量と影響の可視化」と「医療現場の課題分析と改善」の2つのプロジェクトを軸に研究を行っています。
医療現場に根ざした評価と改善を通じて、実践的な放射線防護の実現を目指しています。

1.患者・医療従事者の被ばく線量と影響の可視化
  (可視化プロジェクト)

 
本プロジェクトでは、医療放射線による被ばく線量と生体影響を「見える形」で捉えることを目的としています。
具体的には、医療現場における実測データに基づいた線量評価を行うとともに、モンテカルロシミュレーション(MC Simulation)などを用いた線量推定アルゴリズムの開発を進めています。
DNA損傷応答を検出・評価し、被ばく線量と生物学的影響の関係を明らかにすることを目指しています。
これらの取り組みにより、医療放射線のリスクを定量的かつ直感的に理解できる情報の提供を実現します。


2.医療現場の課題分析とその改善
  (改善プロジェクト)

 
本プロジェクトでは、医療現場が抱える放射線防護上の課題を多角的に分析し、実践的かつ持続可能な改善策の提案を行います。
新しい放射線防護具の開発や評価に加え、検査室内の環境設計や装置配置の最適化を通じて、患者および医療従事者の被ばく低減を図ります。
ワークフロー改善策を提案します。
可視化プロジェクトで得られた知見を活用することで、科学的根拠に基づいた防護対策を医療現場に還元し、安全性と医療の質の両立を目指します。