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本研究室では、各種放射線検査の被ばく線量解析を行うとともに、多角的な放射線計測および放射線防護の手法の構築、放射線検査による人体への影響を評価することなどを目的に、日々研究活動を行っています。

 
 

医療現場において、放射線診断はもはや無くてはならないものとなっています。しかし、放射線を使っている以上、人体に何らかの影響を及ぼしうることは否定できません。今のところ、放射線診断による被ばくでは人体への影響は生じないということまでは残念ながら証明できていません。放射線診断による被ばく線量は極めて少ないため、他の因子による影響との区別が極めて難しいためです。
そのような状況において安全かつ安心できる放射線診断を提供するためには、放射線診断における被検者の被ばく線量を適切に評価するとともに、可能な限り被ばく線量を抑えていくことが必要です。
私たちの研究室では、実際に放射線を測定するための線量計を用いた測定や、コンピュータ上でのシミュレーションによる解析、および実際に得られる画像の画質評価などを通して、より安全かつ安心できる放射線診断を目指した研究活動を行っています。
より精度の高い被ばく線量情報が取得できれば、その情報を基に撮影条件の最適化が可能となります。最適化は放射線診断によって極めて大切な行為であり、本研究室では撮影条件の最適化に向けた研究にも取り組んでいます。


放射線技術学・医学物理学に関連した国際支援活動および国際共同研究を積極的に展開しています。

 
 

放射線技術学や医学物理学は、比較的歴史の浅い分野だといえるかもしれません。しかし、近年の放射線医学の急速な進歩によって、これらの分野は無くてはならないものとなっています。特に放射線計測・放射線防護に関する知識や技術は、これらの分野の根底をなすものです。患者さんや医療従事者の被ばく線量をより正確に評価し、適切な管理や防護方策を講じることは、放射線医学のさらなる発展にもつながります。
本研究室では、特に東南アジア諸国からの留学生の受け入れを積極的に行うとともに、他国の研究者と連携した放射線計測・放射線防護に関する研究プロジェクトを展開しています。
また、現地の大学や医療施設等においてワークショップやセミナーを開催し、放射線技術学や医学物理学に関する教育支援活動を行っているほか、IAEA Regional Workshopの講師としての教育指導なども行っています。
JICAのプロジェクトであるProject for Enahncement of Medical Educationの一環として、ミャンマーから派遣された訓練生への指導も、本学において行っています。